【車庫証明】機械式駐車場の注意点
「車庫証明」を取得する為には、保管場所について以下の要件をクリアしなければなりません。
- 使用の本拠の位置から2km以内の場所であること
- 道路から支障なく出入りでき、自動車の全体を収容できること
- 保管場所の使用権原があること
ここで「道路から支障なく出入りでき、自動車の全体を収容できること」という部分が、「機械式の駐車場」で「車庫証明」を取得する場合にはネックとなります。
機械式駐車場の種類
機械式駐車場はいくつかの種類が存在します
出典:国土交通省
機械式駐車場で車庫証明を取得する際の注意点
二段・多段式駐車場で注意する点は、上部の自動車がいつでも出入庫できる状態にあるか?が問題になります。
例えば、上部の自動車を出入庫させるに際して、下部の自動車を移動させる必要がある構造の二段式駐車場の場合などです。この場合は、いずれか1台のみしか許可されません。
では、どのような場合に許可されるかと言うと、下部の自動車のカギを持っていて自由に出し入れできる場合や、二段式駐車場でも、「地下ピット式」等であれば、下部の自動車を移動させる必要がないので許可されるといった具合です。
同様の考えで、入口が前方にしかなく、手前に1台、奥に1台の縦列駐車をする平面駐車場の場合にも、手前と奥の自動車が別々の人の所有である場合には許可されない可能性があります。
大型の機械式駐車場の場合には、当然パレットのサイズに適合する自動車でなくてはなりません。
機械式駐車場の車庫証明申請をする場合には、車のサイズ、機械式駐車場の種類、パレットサイズ等に十分注意しなければなりません。
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