現在ナンバープレートが付いていない状態から、車両の登録をすることを「新規登録」といいます。ここでは中古新規登録について解説いたします

「一時抹消登録」とは、一時的にナンバーと車検証を返納して車を使用できなくする登録の事をいいます。
「一時抹消登録」をすることで、自動車税の課税が止まります。
また、「一時抹消登録」は「移転登録」や「変更登録」と同時に申請することも可能です。
一時抹消登録をすると「登録識別情報通知書」と言う書類が交付されます。これは抹消登録したことの証明書となりますので非常に大事な書類となります。取扱いには十分に気を付けなければなりません。
一時抹消登録の際に必要になる書類は以下の通りです。
実務上、ケースとして多いのは自動車販売業者名義等に移転してからの抹消登録です。つまり移転登録と一時抹消登録の同時申請です。
移転登録と一時抹消登録の同時申請の際に必要となる書類は以下の通りです。
旧所有者が住所や氏名の変更手続きを怠っていた場合(車検証の所有者の記載と旧所有者の印鑑証明書の記載が一致しない場合)は追加で、「住民票」、「戸籍謄本」、「履歴事項証明書」等が必要となります。
毎年4月1日時点の自動車の所有者は「自動車税種別割」を納付する必要があります。
2月までに一時抹消した場合は、4月1日時点の納税義務者に月割りで自動車税種別割が還付されます。
移転一時抹消する場合の移転登録時に、自動車税の環境性能割(旧取得税)が発生する可能性があります。手続きを忘れていたケースなどで一般の方が移転抹消申請する場合は、都道府県によっては課税になることもあります。高年式の車両を、移転一時抹消する場合は、申請先の自動車税事務所に確認する必要があります。